技術メモ

神奈川在住のITエンジニアの備忘録。おもにプログラミングやネットワーク技術について、学んだことを自分の中で整理するためにゆるゆると書いています。ちゃんと検証できていない部分もあるのでご参考程度となりますが、誰かのお役に立てれば幸いです。

tarコマンドの戻り値

Linuxの tar コマンドの戻り値には、0, 1, 2 があり、それぞれの意味は以下。

tar(1) - Linux manual page

 

バックアップ・スクリプトなどで tar コマンドによるアーカイブ処理を実行する場合、tarコマンドの戻り値「1」を成功として扱うか失敗として扱うか、迷うかもしれない。

これについては、アーカイブ中にアーカイブ対象のファイルが変更される可能性があり、それが許容される場合は「1」は成功として扱い、そうではない場合は失敗と扱うのが良いと思っている。

例えば、アーカイブ対象の中にログファイルがあり、アーカイブ中にそれが更新されることがある場合は、通常、「1」は成功として扱った方が良いと思う。(そうしないと、バックアップ・スクリプトは頻繁に失敗扱いになってしまうので・・)