技術メモ

神奈川在住のITエンジニアの備忘録。おもにプログラミングやネットワーク技術について、学んだことを自分の中で整理するためにゆるゆると書いています。ちゃんと検証できていない部分もあるのでご参考程度となりますが、誰かのお役に立てれば幸いです。

LinuxサーバのDNS問い合わせのタイムアウト

LinuxサーバがDNSサーバに問い合わせを行う際のタイムアウト時間について調べた時のメモ。

resolv.conf のmanページ:

https://linuxjm.osdn.jp/html/LDP_man-pages/man5/resolv.conf.5.html

に以下の記載があるので、デフォルトでは、5秒×2回で「10秒」となるようだ。

timeout:n
「レゾルバが他のネームサーバで問い合わせをリトライする前に、 リモートネームサーバからの応答を待つ時間」を設定する。 単位は秒で、デフォルトは RES_TIMEOUT である (現状では 5 秒、<resolv.h> を参照)。 このオプションの値の上限は 30 であり、黙ってこの値まで切り詰められる。

attempts:n
「レゾルバが諦めて呼び出し元のアプリケーションにエラーを返すまでに、 ネームサーバに問い合わせを行う回数」を設定する。 デフォルトは RES_DFLRETRY 回である (現状では 2 回、<resolv.h> を参照)。 このオプションの値の上限は 5 であり、黙ってこの値まで切り詰められる。