ITエンジニアの技術メモ

神奈川在住のITエンジニアの備忘録です。主にプログラミング(Perl, Java など)やネットワーク技術について、仕事などを通じて学んだことを自分の中で整理するためにゆるゆると書いています。誰かのご参考になれば幸いです。

サマータイムで影響を受けるシステム

最近、東京五輪に関連して話題に挙がっているサマータイムの導入。「システムが影響を受ける!」という声が多方面から挙がっているが、システムが影響を受けるケースについて、ネット上の情報をもとに簡単に纏めてみた。

 

  • WindowsLinux等のOSは、内部時間をUTC(世界標準時)で持っていて、その値はタイムゾーンによって変わらない。(OSの時刻表示は、上記の内部時間をタイムゾーンに合わせて加算/減算して表示しているだけ)
  • サマータイムが適用されても、OSの内部時間は変わらない。OSの内部時間がタイムゾーン:JDT(Japan Daylight Saving Time) に合わせて、OSの「時刻表示」が変わるだけ。
  • なので、OS上のシステムが時刻を内部時刻(UTC)で扱っていれば、サマータイムによる時刻の戻り・進みの影響は受けないと思われる。
  • 一方で、システムが時刻をローカルタイム(=OSの表示時刻)で扱っていると、サマータイムによって時刻が戻ったり飛んだりするので、影響を受ける可能性がある。

 

つまり、システム開発において、時刻を取得する際にOSの内部時間(UTC)で扱うAPIを使っていれば、サマータイムが導入されても影響は受けないのではないか。

ただ、東京五輪までに、全てのシステムについて時刻を扱う処理を見直し、時刻をローカルタイムで扱っている箇所を見つけて改修するのは、巷で言われているようにかなり困難であると思う。。