OSSの運用管理ソフトZabbixについて調べる機会があったので、ここにメモしておく。
- ラトビアのZabbix社が開発している。
- サーバ側のフロントエンドはPHPで、バックエンドはC言語で書かれている。
- DBはpostgresやMySQLなどからいろいろ選べる。
- 機能毎にプロセスが別れており、拡張しやすい疎結合な作りになっている。
- 運用管理の自由度が高く、いろいろ作りこめる。外部ツールとの連携もしやすい。
- 監視対象にZabbixエージェントが入っていれば、CPU使用率やメモリ使用率などの細かい情報が取得できる。
- Zabbixエージェントが入っていなくても、SNMP、ICMP、IPMI、SSH、telnetで監視できる。
- 監視の際は、監視テンプレートを適用する。
- 監視テンプレートは数多くあり、最適な監視テンプレートを選ぶにはノウハウが必要。
- 大規模構成にも対応できる。分散監視も可能。
自由度が高いことを逆に捉えると、ユーザ側でいろいろ設定や作り込みをしないと満足な運用がしにくい、ということになるだろう。中身を知ってしっかり作り込みたいユーザ向けと思われる。