技術メモ

神奈川在住のITエンジニアの備忘録。おもにプログラミングやネットワーク技術について、学んだことを自分の中で整理するためにゆるゆると書いています。ちゃんと検証できていない部分もあるのでご参考程度となりますが、誰かのお役に立てれば幸いです。

L2スイッチにIPアドレスを振る理由

L2スイッチは、L2層の情報(MACアドレス)を見て、フレームを適切な宛先に転送するネットワーク機器である。なので、フレーム転送の際にL3層の情報(IPアドレス)を見ることはなく、L2スイッチ自身にIPアドレスを振る必要はない。

つまり、サーバやルータのようにIPアドレスを振る必要はなく、ただネットワークに繋ぐだけで、L2スイッチはフレーム転送装置として機能する。

 

しかし、実際にはL2スイッチを導入する際、IPアドレスを振ることがある。これは、外部から対象のL2スイッチにアクセスして、設定確認や設定変更を行うためである。つまり、L2スイッチに振るIPアドレスは管理用のものである。